お灸をすると血行がよくなります。
お灸が効くのは、ふだんから体が冷たい人の肩こりです。体が熱い人は、お灸をしてもあまり効果がないことがあります。
また、お灸をすると副腎皮質ホルモンが増え、血圧が上がるので、低血圧ぎみの人の肩こりにも適しています。
お灸のあとが残る有痕灸と、あとが残らない無痕灸のほか、ショウガやニンニクなどを使うお灸もあります。
お灸に使うもぐさには、切りもぐさと散りもぐさがあり薬局で売られています。切りもぐさは有痕灸に用いられるもので「大・中・小」の大きさにカットされて売られていますが、家庭での灸治療には、小(米粒半分大)か中(米粒大)が適当です。散りもぐさはカットされていません。
適量のもぐさを手にとります。
親指と人さし指で米粒大のもぐさをつまみます。
つまみとったもぐさを円錐状にしてツボの上にのせます。
線香を回しながら、もぐさに火をつけます。
監修
私立大学医学部付属病院に入局、大学病院や関連病院勤務、付属病院整形外科講師を経て、青山整形外科クリニック院長就任。様々な環境にある方が、心身ともに健やかな生活が送れるよう努めている。
まとめ
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