目に軽い疲れを感じる程度であれば目を休ませたり、睡眠で回復しますが、眼精疲労となると、目がショボショボする、夕方になると目がかすむ、近くや遠くにピントが合わせにくくなるなどの症状に加え、目の充血、目の奥の痛み、ドライアイ、まぶたが開きにくくなるといった症状なども現れます。
眼精疲労によって、目の焦点を合わせにくくなります。眼球のまわりと、眼球内部の筋肉に負担がかかりすぎると、「目の焦点調節」機能がうまくいかなくなり、焦点が合わせづらくなります。
出典:「眼精疲労はまかせなさい!」(森岡清史著)
神経は、脳・脊髄などの中枢神経と、身体のすみずみに広がる末梢神経に分けられますが、目のまわりや肩には末梢神経が多く集まっており、視神経もその1つです。
末梢神経は脳からの指令を全身に伝えて手足を動かしたり、逆に身体が受けた刺激を脳に伝える働きがあります。
外部から末梢神経に入る情報のうち、80%を占めるのが目から入る情報で、それだけ目には末梢神経が集中しています。
監修
大学卒業後、同大学病院眼科入局、総合病院眼科医長等を経て、2012年にアイケアクリニック開院。緻密な作業を得意とし、白内障レーザー手術など抜群の治療実績を誇る。また、校医を務めるなど地域医療にも貢献。日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な「トータルアイケア」の提供を目指す。数々の著書のほか、自身のYouTubeでも情報発信中。
まとめ
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