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(1)1979年
(2)1983年
(3)2004年
(1)600万人
(2)3000万人
(3)6000万人
(1)ピロリ菌が胃粘膜の細胞に対する毒素を出す
(2)ピロリ菌の酵素が尿素を分解してアンモニアを作り、アンモニアが胃壁を傷つける
(3)ピロリ菌が栄養を奪い、食欲が旺盛になる
(1)内視鏡を用い胃の組織を採って4~5日間ほど培養して検査する
(2)尿素を口から投与して、呼気中にある二酸化炭素の比率を測定し検査する
(3)うがいにより吐き出した液体を培養し検査する
(1)抗生物質を服用して除菌する
(2)ピロリ菌に対抗する菌を胃に住まわせる
(3)絶食してピロリ菌が死ぬのを待つ
答え:(2)1983年
1979年、ウォーレンが胃炎患者の胃粘膜に菌が存在していることを発見しました。1983年に2人は胃の中からピロリ菌の分離培養に成功し、注目を集めました。その後、マーシャルは培養した菌を自ら飲み、胃の組織の一部を取り出し調べることまで行い、その患部では胃炎を起こしていることを確認しました。
答え:(3)6000万人
我が国の感染者数は約6000万人と言われています。50代以上の人では70~80%と高い感染率です。
答え:(3)ピロリ菌が栄養を奪い、食欲が旺盛になる
ピロリ菌は胃粘膜層に入り込み、毒素を出します。また、ウレアーゼという酵素で尿素を分解して、酸性を中和させるアンモニアを作るため、そのアンモニアで胃壁が傷つきます。そのため、慢性胃炎や胃潰瘍が起きやすくなるのです。
答え:(3)うがいにより吐き出した液体を培養し検査する
ピロリ菌の検査には、内視鏡を使って直接胃の組織を調べる方法と、呼気(吐く息)を採って検査する方法があります。尿素呼気検査方法は、精度が高く、簡単な方法なので今後主流となると思われます。
答え:(1)抗生物質を服用して除菌する
ピロリ菌によって慢性胃炎や胃潰瘍などが起こりやすくなっている場合は、除菌治療を行います。殺菌作用のある抗生剤を二種類と胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害剤(PPI)の3剤を1週間服用します。
監修
専門は食道がん、胃がん、大腸がんの内視鏡治療、特に内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD)。胃カメラ、大腸カメラによるがんの早期発見と、体に負担の少ない内視鏡治 療が出来るように努めている。
まとめ
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