パリエットS
- 要指導医薬品

つらい胸やけ、胃痛によく効く胃薬
パリエットSは、胃酸分泌の出口であるプロトンポンプを阻害する胃薬です。
通常、食道と胃の境目(食道下部括約部と呼ばれる)は閉じています。
しかし、食生活の変化や加齢により、この部分のしまりが悪くなると胃酸が逆流して、食道を刺激し、胸やけ、胃痛、もたれなどの不快な症状が起こります。
胃酸が逆流しやすい方、胃酸の出過ぎてしまう方、胸やけ・胃痛を繰り返してしまう方には、胃酸の出口にあたるプロトンポンプを阻害し、胃酸分泌を抑制するパリエットSがおすすめです。
1日1回1錠で24時間効果を発揮し、嬉しい小粒タイプです。
食前食後に関わらず、症状を感じたときにお飲みいただけます。
(1日1回同じ時間帯に服用してください)
効能・効果
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胸やけ
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胃痛
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胃もたれ
(本剤は胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬を含んでいます)
用法・用量
次の量を食後に水またはお湯で服用してください。2週間を超えて続けて服用しないこと。
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
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成人(15歳以上) | 1錠 | 1日1回 |
小児(15歳未満) | 服用しないこと |
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成分
成分と働き
成人1日量1錠中に次の成分を含みます。
成分 | 含量 | 働き |
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ラベプラゾールナトリウム | 10mg | 胃酸分泌の元となるプロトンポンプを阻害することで、胃酸分泌をおさえます。 |
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添加物
酸化Mg、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、D-マンニトール、エチルセルロース、カルナウバロウ、カルメロースCa、グリセリン脂肪酸エステル、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸Mg、ヒプロメロースフタル酸エステル
注意事項
使用上の注意
してはいけないこと
守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる
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次の人は服用しないでください。
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本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
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次の医薬品を服用している人:リルピビリン塩酸塩
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本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
他の胃腸薬 -
授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
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他のプロトンポンプ阻害薬の使用期間も合わせて2週間を超えて続けて服用しないでください。(重大な消化器疾患を見過ごすおそれがありますので、医師の診察を受けてください。)
相談すること
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次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
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医師の治療を受けている人
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妊婦又は妊娠していると思われる人
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高齢者
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薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
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次の症状のある人:原因不明の体重減少、持続性の胃痛・腹痛
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次の診断を受けた人:肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
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服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 便秘、下痢、腹部膨満感、吐き気・嘔吐、口内炎、腹痛、苦味、飲み込みにくい・胸やけ・嘔吐・口腔内白斑(カンジダ感染症が疑われる)、胃もたれ、口の渇き、食欲不振、舌炎 精神神経系 頭痛、めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻(知覚の低下)、握力低下、口のもつれ、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)、せん妄(錯覚や幻覚を伴う軽い意識混濁)、昏睡(意識が完全に消失した状態)、一時的にボーっとする、意識の低下、気を失う 循環器 血圧上昇、動悸 その他 貧血、目のかすみ・ちらつき、浮腫、倦怠感、発熱、脱毛症、しびれ感、顔や手足の筋肉がぴくつく、手足の筋肉が硬直しガクガクとふるえる、関節痛、筋肉痛、女性化乳房 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
関係部位 症状 ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれます。 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化します。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれます。 腎障害 発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれます。 間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりします。 横紋筋融解症 手足・肩・腰等の筋肉が痛む、手足がしびれる、力が入らない、こわばる、全身がだるい、赤褐色尿等があらわれます。 血液障害 のどの痛み、発熱、全身のだるさ、めまい、息切れ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれます。 低ナトリウム血栓 けいれん、意識の低下、頭痛、吐き気、嘔吐等があらわれます。 視力障害 文字や形がみえにくい、視野の異常等があらわれます。 錯乱状態 注意力が散漫になる、問いかけに間違った答えをする、行動にまとまりがない等があらわれます。 スワイプで確認 -
3日間服用しても症状の改善が見られない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
保管及び取扱い上の注意
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直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
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小児の手の届かない所に保管してください。
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他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
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内袋(アルミの袋)の中に乾燥剤が入っています。服用しないでください。
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使用期限をすぎた製品は使用しないでください。
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使用期限内であっても内袋(アルミの袋)を開封した後は、品質保持の点から6ヵ月以内に使用してください。箱の開封口の「開封年月日」欄に、開封日を記入してください。
包装・価格
包装 | 希望小売価格 |
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6錠 | 税込:1,628円(税抜:1,480円) |
よくある質問
販売店で購入
添付文書
購入前チェックシート
ご購入にあたり、購入条件を満たしているか確認するための購入前チェックシートを使用し、薬剤師と使用の可否を確認する必要があります。
薬局などでもご記入いただけますが、こちらからダウンロード・印刷したうえで、事前にご記入いただくことも可能ですので、ご活用ください。
CMギャラリー
パリエットSブランドページ
パリエットSについて詳しくしりたい場合は、ブランドページをご覧ください。