乗り物酔いしないために日頃からのケア・対策【「乗り物酔い」を理解して、より楽しい旅に。】

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移動中のムカムカや不快な気分が心配で旅行や出張、お出かけがユウウツになっていませんか。乗り物酔いの原因を知って、きちんと予防、しっかり対処。安心して楽しくすごしましょう。

日々の乗り物酔いケア

揺れや早さに慣れる練習が、乗り物に酔わない自信になります。

乗り物酔いはからだを鍛えるエクササイズのように、日頃、揺れやスピードにからだを慣らしておくことで、自信をつけることができます。

短い距離から積極的に試してみましょう。

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バスや電車で酔いやすい場合は、心配してあきらめる前に、むしろ積極的に利用します。各駅停車なら気分が悪くなりそうなときにもすぐに降りることができるので、まずは短い距離から試してみてください。

日常的に乗ることで小脳や三半規管が乗り物の揺れや動き、スピードに徐々に慣れて、乗り物酔いしにくくなります。
子どもの場合も、公共の乗り物に少しずつ慣れてくると、緊張感や不安もなくなり、遠足や家族でお遠出でも乗り物酔いしにくくなるでしょう。

子どもは、平衡感覚を養う遊びで練習。

子どもなら、ブランコなどの遊具で遊びながら揺れやスピードに慣れさせるのも効果的。適度な運動で調子を整え、平衡感覚を養うことも乗り物酔いの予防につながります。
小さい頃に一度乗り物酔いを経験するとどうしてもトラウマになり、緊張してまた酔ってしまうという悪循環に。「自分は乗り物酔いしやすい」という思い込みをなくして、自信をつけることが乗り物酔いケアの第一歩です。

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早寝早起きで、体調を整えておきます。

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日頃から体調を整えておくことも大切な乗り物酔い対策です。特に睡眠不足や疲労は日頃から気を付けておくべき点。忙しい毎日でも、できるだけ早寝早起きで、規則正しいスケジュールを心掛けましょう。朝の光を浴びる生活で、睡眠の質も向上します。
からだだけでなく、心の疲れにも気を付けたいものです。上手なストレス解消法なども見つけておくといいかもしれませんね。

乗り物酔いは、不調のシグナルかも…!

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乗り物酔いは20才までが最も感じやすいと言われています。しかし、大人になってもめまいなどの症状が重く、必ず乗り物酔いをするようなら、一度病院での診察や検査をおすすめします。
私たちの身体は、さまざまな器官が連携して、平衡感覚を保っています。乗り物酔いがひどいということは、どこかにダメージがあるというシグナルかもしれないのです。

監修

稲葉 岳也 先生Dr.Inaba

いなばクリニック院長

◆資格
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本レーザー医学会認定医

◆経歴
東京慈恵会医科大学卒業後、2004年に、いなばクリニックを開業。
耳鼻咽喉科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科、内科、アレルギー科を主体とした総合アンチエイジングクリニック。 また、かかりつけ医として、地域への密着を目指したクリニックです。

まとめ

旅行や出張の計画と一緒に、乗り物酔いも予防。
もしも酔った場合の対処法も知っておけば、より安心です。
移動中もどうぞ快適な時間をお過ごしください!

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